こんにちは!Nanakoです
最近は、体を変えたい!と思われている方が増えていますよね♪
わたし自身もユニクロが似合う体を目指しています(!)し、日々ヨガをしているうちに姿勢もよくなってきています。
ただ、わたし自身はヨガで何かを求めているかというとそうではないんですよね。
しいて言えば、自分のチューニングという感じです。
外に引っ張られてしまった自分を中心に戻してあげる、そのためにヨガをしています。
自分じゃなくなるとしんどくなってきますからね。
何かしらの結果を求めるわけでもなく、ただヨガを、日々15分~30分ほどしていているだけで
なにか特別なことをしなくても、日々少しだけでも体にフォーカスする・・・
これだけでもじゅうぶん、体は変化するのだなあと驚くばかりです。
(あ、日々と言いましたがサボる日もあります(笑))
「特別なことはしなくてもいい」とは言いましたが
骨の位置や筋肉のことは独学だと難しいです。
「餅は餅屋」です。
最初は専門家に指導してもらうことが、とても大事です。
理論も大事ですが、体で覚えるのがおススメかな。私も体で覚えました。
日々少しだけでも体にフォーカスする時間を♪
さて、毎回、前置きが長くてすみません。今日の本題です。
みなさんは「内受容感覚」ってご存知でしょうか?
わたし自身、ヨガが「なんとなく良い」から続けていたのですが
気づけばだんだんと「自分でいることが心の底から心地いいという感覚」を感じるようになりました。
それはそれは、本当に少しずつ……
最近つくづく、わたしたちは幸せに自由になるために生きているのだなあと実感します。
でも、幸せになるためにあれこれコントロールしようとしたり、
愛着が執着になり、手放せないでいると、自分自身が苦しくなって、なかなかうまくいかないものです。
わたしたち人間もただの動物。
自然に生かされていて、ただ在るだけ。
生きていればいいことも悪いこともあって、それは避けられないことだとわかります。
どんなときでも、ただただ自然はそこに在り、
わたしも自然の一部として、ただここに在るんだと、先日師匠がおっしゃってました。
ヨガを続けていると、それが、どんどん腑に落ちてくるのです。
日本の豊かな自然がはぐくんできた「八百万の神」「いただきます」「ごちそうさま」「お天道様」…
もののけ姫のような世界ですが、
そのような自然と調和していく精神というものを本来、日本人は持っていますよね。
(ちなみにわたしは、もののけ姫が公開したときから大好き!小学生なのに2回見に行ったくらい)
わたしも目に見えない「精神性」というものを信じています。
電子レンジの波動が目に見えないなら、そういう「精神」や「波動」って普通にあると思っていますよ~
神社に入った瞬間のスッと澄んだ空気だったり、空を見て感動したり、月に心を動かされたり。
そういうものと繋がる感覚?というのかな。それがヨガにもある気がするのです。
自分という自然の中に入っていく感覚です。自分の体と心が繋がる感覚です。
それが自分でいることが心の底から心地いいという感覚なのだと思います。
「内受容感覚」について
内受容感覚が、この自分でいることが心の底から心地いいという感覚を補足説明してくれると思うのでご紹介します。
「内受容感覚」とは、心拍・臓器・呼吸の変化、つまり自分の肉体を感じるスキルのことです。
目を閉じて心臓の鼓動を感じられるかどうか?…やってみると意外と分からないものです。
現代人にとって肉体を感じる機会というのは恐ろしく少ないですよね。
上記本の著者いわく
内受容感覚の不調もまた私たちの精神にマイナスの効果をおよぼします。
とのこと。
私たちの脳は身体が伝える感覚情報をもとに「感情の強さ」を判断しているため、内臓の感覚をつかめないと自分が抱いた感情の強さがうまく測れません。
「この気持ちは快か不快か?」ぐらいの判断はつくものの、
緊張、恐れ、怒り、動揺といった感情の区別がつかなくなってしまうのです。(中略)
内受容感覚が低い人ほど感情の強度が識別できず、「怒りと悲しみ」や「動揺と抑鬱」などの異なる気分を、ほぼ同じものとして扱ったと言います(12)。
その結果、彼らの脳は感情の多様性が判断できなくなり、目の前の問題について正確な判断を下す能力が下がったとのこと。
要するに、身体感覚の把握は脳のストレスを減らすための一里塚なのです。
身体の感覚がわからないと、自分の感情や心の状態もわからなくなって混乱してしまうのですね。
わたしが教えてもらったヨガでは、
終始、自分の呼吸・肉体感覚・心の状態を観察しつづけるように教えてもらいました。
わたし自身、ヨガを続けていたことによって、しぜんと内受容感覚がはぐくまれ、脳のストレスが減っていったのだと思います。
その結果、自然とつながる感覚、自分でいることが心の底から心地いい感覚を得られたのではないかな?と思っています。
ヨガってとても奥が深くて教えるのも大変なのですが、続けていくとその財産はとてつもなく大きいです。
ぜひみなさんもやってみてくださいね。